老眼でも快適に読書を楽しむ方法~便利なアイテムとコツを徹底解説

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40代の中盤に差し掛かった頃、老眼が始まりました。

小学生の頃から小説に熱中し、多くの参考書やビジネス書で学びました。これからも娯楽と勉強のために本を読み、本棚いっぱいにため込んだ蔵書を、老後に再読しようなどと考えていた私の未来予想図に暗雲が立ち込めました。

最近の小説は文字も大きくなっていますので特に苦労もないのですが、少し前に出版された小説や、専門的な本の小さな文字を読むのが辛いです。
目が疲れやすくなり、頭痛がすることもありました。

これが老眼というやつかと、絶望的な気持ちになりました。

「やがて本が読めなくなってしまうのではないか」という不安。

多くの方が同じ悩みを抱えているのではないでしょうか。

かつき

でも、安心してください。老眼とうまく付き合いながら快適に読書をする方法はあります

この記事では、老眼と向き合いながら読書を楽しむための実践的な方法を解説します。

  • 老眼鏡との付き合い方
    ・いずれ必要になるので早めに使い始めたほうが良い
    ・老眼が進行してからでは慣れるのが大変
  • 電子書籍の利用
    ・本の種類によって端末を変える(Kindleとタブレット)
    ・なるべく画面が大きいものを選ぶ
  • オーディオブックの利用
    ・目を使わなくても読書はできる
    ・読書の可能性が広がる
目次

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老眼について正しく理解する

この段落では、老眼についての基本的な解説をします。

  • 老眼は加齢に伴う現象で、誰にでも起こり、治ることはありません
  • 多くの人が40代で自覚します
  • 徐々進行して生活に支障をきたすようになります

老眼とは

老眼(presbyopia)は避けられない自然な加齢現象です。

目の中の水晶体は若いときは柔軟性に富み、簡単に形を変えて近くの物にピントを合わせられました。しかし、加齢によって水晶体の弾力性が低下し、近くの物にピントを合わせることが難しくります。

  • 近くの文字が見えにくくなる
  • 薄暗い場所で文字が読みづらくなる
  • 目が疲れやすくなる

水晶体の劣化は20代から始まっています。そして、上記のような症状が生活の中で自覚できるほどに進行すると『老眼』と呼ばる状態になります。

症状を和らげる方法や、進行を遅らせる方法はありますが、治す方法はありません

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老眼の進行

  • 40代の中盤頃に、近くの文字が見えにくくなったと自覚します
  • 50代で本格化して、腕を伸ばさないと本が読みにくくなります。
  • 60代の後半ごろに進行が止まりますが、その頃には老眼鏡などの補助具無しで読書をするのは難しくなっています。

老眼の進行には個人差がありますので、これは参考程度の指標です。

老眼は誰にでもある加齢減少で、20代から進行は始まっています。
40代や50代になってから、「老眼が始まった」と感じるのは、その段階で自覚したというだけのことです。
読書は老眼の進行を実感しやすい行為ですので、同年代と比べて早く老眼を自覚しても落ち込む必要はありません。

老眼の症状は他の眼疾患と混同されやすいため、症状が出たからと言って、すぐに老眼だと決めつけるのも危険です。
緑内障や白内障、網膜疾患などもも似たような見えにくさを引き起こすことがあります。これらは早期発見が重要で、治療が必要な病気です。症状を感じたら、まずは専門医による診断を受けることをお勧めします。

対策①老眼鏡~早めに慣れておいたほうが良い

  • これまでの読書スタイルを変えなくて良い
  • 汎用性が高い(スマホやパソコンの操作、細かい作業などの際も効果的)
  • 目の疲れを軽減できる
  • 慣れるまで違和感がある
  • 老眼の進行に合わせて作り変える必要がある
  • 老人のイメージが強い

結局老眼鏡が一番楽

これまで通りの読書を続けたい方にとって、最も現実的で効果的な対策が老眼鏡です。

老眼鏡以外の対策もありますが、これまでの読書とは少し形が変わりますので、慣れ親しんだ読書スタイルを変えたくない人にとっては最適な解決策だと言えるでしょう。

老眼の症状を感じ始めた当初は、我慢しながら読むというところから始まるかと思いますが、その我慢を別のものに置き換えるのが老眼鏡です。

かつき

別のものとは、自分用の眼鏡を作るお金、装着するわずらわしさ、手入れなどの手間などです。

老眼は徐々に症状が強くなりますので、読みにくさの我慢の度合いは、比例して高くなっていきます。老眼鏡を使う際の我慢は、慣れによって軽減されていきますので、結果的には楽だと感じられるのではないでしょうか。

老眼鏡は後になるほど慣れるのが大変になる

老眼鏡をかけることに抵抗のない人は少ないでしょう。

見え辛さや体力の衰え、体形の変化などの老化現象は感じていても、変化は緩やかで、どこからが老人だという明確な線引きはありません。
それに比べて、老眼鏡を掛ける、というのは、明確に老化の現実を突きつけられる事柄になります。老眼鏡を掛けるということは、老人になったことを認めることだと感じる人もいるでしょう。

自分を老人だとは思いたくないし、周りからも老人だと見られたくない。40代や50代の人にとっては自然な感情だと思います。
お金もかかりますし、メガネを使ったことのない人からすれば、煩わしさも強く感じることでしょう。

見え辛さを感じてもすぐには老眼鏡を使わず、生活への支障が大きくなった段階でようやく重い腰を上げるという方が多いのではないかと思います。

しかし、老眼鏡を拒絶し続けることは難しいですし、老眼がかなり進行してからやむを得ず老眼鏡に手を出すと、その違和感の大きさに戸惑うことでしょう。
慣れるための苦労は、始めるのが遅くなるほど大きくなります。

特にすでに近視用の眼鏡をかけている方は、遠近両用の眼鏡に変更する形になりますが、その場合はさらに慣れるのに苦労します。

見えにくい状況で無理して読書を続けると目の負担が大きくなりますので、老眼の進行が早まる可能性もあります。

老眼鏡については、早めの導入を検討することをお勧めします。

人目が気になる方は、まずは家での読書用として使い始めるのがいいかもしれません。

かつき

コンタクトレンズという選択肢もありますので、自分の生活スタイルに合ったものを探してみましょう。

次の段落では、老眼鏡以外の選択肢を提案させていただきます。

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対策②電子書籍~デジタル時代の読書スタイル

どうしても老眼鏡を付けたくないという方や、家の中は老眼鏡で良くても外ではつけたくない、という方には、読書スタイルの変更をお勧めします。

それは、電子書籍とオーディオブックを利用した読書です。

電子書籍は老眼の強い味方

  • 文字のサイズを大きくできる
  • 見やすいように、明るさ、背景色を変更できる
  • 持ち運びに便利
  • 本棚を圧迫しない
  • デバイスを購入する必要がある(スマートフォンはお勧めしない)
  • 読み返しがしにくい
  • 電子書籍には向かない本もある

老眼では小さな文字が特に読みにくくなります

かつき

小さな文字は遠くては見えませんし、本に顔を近づければぼやけます。

そのため、文字サイズを自由に変えられる電子書籍はとても便利です。

自分のピントが合う距離でも読める文字サイズに調整することで、格段に読みやすくなります。

デバイスそのものにライトが付いていたり、背景色も調整できますので、より読みやすくなるようにカスタマイズができます。

電子書籍サービスとしては、Amazonがお勧めです。
対応している書籍の数多いですし、専用の端末であるKindleには色んな種類がありますので、自分にあったものを選ぶことが出来ます。

本のデータは端末にダウンロードするか、クラウド上に保存する形になりますので、どれだけ新しい本を買っても家の本棚を圧迫することはありませんし、多くの本を外出先に持っていくことが出来るようになります。

デメリットもあります。

文字サイズを大きくするということは、1画面に表示される内容が減るということです。文字を大きくすればするほど、ページ送りの回数が多くなってしまいます。

流し読みや、気になった場面の振り返り、特定の情報を探す、などがスムーズにできません。

スマートフォンの利用はお勧めしません。
スマートフォンは画面を光らせて表示させるバックライトという方式の為、目への負担が大きくなります。
アマゾンのkindlle(キンドル)のような電子ペーパーという、紙に近い表示方式を取っている専用端末の方が目に優しいので、老眼で悩んでいる方にはおすすめです。

専用端末を買う費用は掛かりますが、電子書籍は紙の本よりも安いケースが多いので、長期的に見ればコスパは良いでしょう。

かつき

読み返しのしにくさ、端末の購入費用がネックですが、目を労わりつつ読書を楽しむには良い選択肢となるでしょう。

電子書籍サービス、端末の選び方

  • おすすめサービスは、アマゾンのKindlleか楽天のkobo
  • 専用端末を売っているサービスが使いやすい
  • Kindlleには読み放題のサブスクサービスがある
  • koboにはカラー表示できる端末がある
  • 電子書籍専用端末は動作が遅い
  • Kindlleにはモノクロ表示の端末しかない
  • koboのカラー端末も発色は良くない

電子書籍を始めるにあたっては、どのサービスを利用するかと、どの端末を購入するかという2つのポイントがあります。

電子書籍を提供するサービスは多くあります。
ほとんどの場合、購入した電子書籍は、購入サイトが提供しているアプリを通じてしか読めません。
アマゾン(kindlle)で購入した電子書籍を他のアプリで読んだり、管理したりは出来ないのです。

そのため、複数のサービスを使ってしまうと本が散らばってしまって煩雑になります。
メインで使用するサービスを決めてしまった方が良いでしょう。

かつき

小説と漫画を別サービスにすると言った使い分けはありだと思います。

メインの選択肢としては次の2つをお勧めします。

  • アマゾンが提供しているkindlle(キンドル)
  • 楽天が提供しているkobo(コボ)

この2つをお勧めするのは、専用の電子書籍リーダー端末を発売している点です。

そのサービスで購入した本を読む以外の機能を削ったシンプルな端末ですので、扱いやすさが魅力です。
スマートフォンのように、アプリをインストールする形で様々な電子書籍サービスに対応した端末もありますが、本を読むまでのアクションに時間がかかってしまい、ストレスを感じます。

かつき

電子書籍専用の端末は、スマートフォンに比べると動作が遅いです。すぐ読みたいので、なるべく操作は簡単にしたいですね。

どちらも取扱作品数は多く、その点で不満を持つことは少ないと思います。

大きな違いとしては、キンドルにはKindle Unlimitedという月額980円で読み放題のサービスがある点です。
対象作品が限定されていて、読みたい本が入っていないことも多いですが、とにかく多くの本を読みたい方にはおすすめです。

端末で選ぶなら、2025年1月現在、Kindlleにはモノクロ表示の端末しかありませんので、カラーの本を楽しみたいならKoboがおすすめです。

かつき

ただし、スマートフォンのような画質を想像しているとガッカリします。
発色が良くないので、本来の色で楽しみたい方には向きません。
写真の多い本などを楽しみたい方は、一般的なタブレット端末が選択肢に入るでしょう。

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対策③オーディオブック~目を使わない、聴く読書スタイル

目の不調を抱える方の強み方となってくれるのが、オーディオブックサービスです。

オーディオブックとは、耳で聴く読書、つまりは朗読のことです。

  • 目への負担がない
  • これまで読書に使えなかった時間を、読書時間に変えることができる
  • 作品から受ける印象が変わる
  • 対応している作品数が少ない
  • 読むよりも聴くほうが時間がかかる
  • 頭に残りにくいことがある

オーディオブックの魅力

オーディオブックのメリットは、なんと言っても目がまったく疲れない点です。

スマートフォンやパソコン、テレビなど、読書以外でも目の負担は大きく、目が疲労すれば老眼も相まってさらに見えにくくなります。老眼の進行を抑えるという意味でも、可能な限り目を休ませるというのは、重要なポイントになります。

疲れた目をさらに酷使して読書を続け、将来の支障が大きくなることは避けたいものです。
そこで、オーディオブックを利用した、”聴く読書”をおすすめします。

オーディオブックであれば、入浴中に、ウォーキングをしながら、家事をしながらなど、これまで読書できなかった時間を読書時間に変えることができる点も、大きなメリットとなります。
オーディオブックは、紙の本よりも読み終えるのに時間がかかりますが、ながら聴きで新たな読書時間を作り出せば、読書量を増やすことも出来ます。

オーディオブックはこれまでの読書体験とはかなり違いますので、最初は違和感が大きいでしょう。
読むと聴くとでは印象が変わり、一度読んだ本をオーディオブックで聴くと、違った発見があります。
ナレーターとの相性問題もありますので、好き嫌いはあるでしょうが、読書の幅を広げる手段としても期待できます。

オーディオブックは併用がおすすめ

オーディオブックには、対応している作品数が少ないという大きなデメリットがあります。

そのため、読書をすべてオーディオブックに置き換えるというのは無理があります。

作品数はどんどん増えていますが、紙の本はそれ以上のペースで増えていますので追い付きません。これは、人間がナレーターを務めている限りこの先も変わることがないでしょう。

かつき

現在の売れ筋に重きを置いているので、作品にも偏りがあります。読書量が多い人ほど、物足りなさを感じることでしょう。

そのため、紙の本での読書と併用することをお勧めします。
目を休めるため、これまで読めなかった時間を読書時間に変えるために、オーディオブックを試してみてはいかがでしょうか。

オーディオブックを始めたばかりの方や、ながら聴きで聴き流してしまっている方は、聴いても頭に残りにくいことがあります。
聴き方の工夫で解決もできますので、興味のある方はこちらの記事もお読みください。

かつき

わたしは一度読んだ本の再読の際にオーディオブックを利用することが多いです。
頭に残らない問題も発生しませんし、新たな発見によって読書体験が深まっていると感じます。

オーディオブックサービスの選び方

オーディオブックサービスで有名なのは次の2つです。

  • アマゾンのAudible(オーディブル)
  • 株式会社オトバンクのaudiobook.jp(オーディオブック)

他のサービスもありますが、特別なこだわりがない限りはこのどちらかを選べば間違いないでしょう。

小説を聴きたい人にはAudibleがおすすめ

シェアが高く、小説のラインナップが充実しているのがオーディブルです。
オーディブルファーストと銘打って、オーディブルで初めて世に出る作品にも力を入れています。
そのため、小説を聴きたい方にはAudibleをおすすめします。

かつき

東野圭吾さんの新作が発表されたときは驚きました。

Kindllの料金プランは、聴き放題で月1,500円のプランのみとなります。
オーディブルは聴き放題サービスに力を入れている印象で、聴き放題の対象から外れている作品は少ないです。日本人の作家さんの作品は、ほとんどが聴き放題の対象となっています。
一方、買い切りとなるとその価格の高さがネックとなります。
聞き放題に加入すると3割引きになるのですが、それでも紙の本を買うより高いケースがほとんどです。

一方audiobook.jpは、買い切りに力を入れている印象です。
聞き放題プランとチケットプランがあり、チケットプランでは、作品と交換できるチケット1枚と500円分のポイントで1500円です。聴き放題は1年契約をすれば月833円となるため、金額的には安いです。
しかし、聴き放題の対象から外れている作品が多く、チケット交換の対象となっていない作品も多く見受けられます。

チケットプランのメリットは、月額課金を止めても、購入した作品は聴き続けることができる点です。
聴き放題プランは、課金を止めればいっさい聴けなくなってしまいます。
いろんな作品を多く聞きたい人には聴き放題プラン、同じ作品を複数回聴きたい人にはチケットプランがおすすめです。

小説に関しては、Audibleと比較して作品数はかなり少ない印象です。その分ビジネス書や自己啓発本に力を入れている印象です。
小説の作品数は少ないですが、audiobook.jpでしか聴けないものもあり、複数のナレーターによるオーディオドラマ風の作品も多くありますので、好みがわかれるところでしょう。

かつき

私はaudiobook.jpのオーディオドラマ風より、朗読風のAudibleが好みです。
小説の作品数も多いのでAudibleに加入しながら、聴きたい作品があるときだけaudiobook.jpのチケットプランに加入します。

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まとめ:読書は人生の喜び、老眼は障壁ではない

老眼は読書を終わらせるものではありません。むしろ、新しい読書体験への扉なのです。テクノロジーと工夫次第で、本の楽しみを広げることができます。

大切なのはいろいろやってみること。最初は抵抗があっても、新しい試みは、新しい読書体験を生みだしてくれます。

すてきな読書ライフを送るための参考になれば幸いです。

かつき

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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