こんな声を聞いたことはありませんか?
「ビジネス書や自己啓発本をいっぱい読んでるのに、ちっとも人生が上向かない。なんの役にも立ってないから、時間とお金の無駄だったよ。」
読んでも意味がない、効果がない。
時間の無駄、お金の無駄。
自己啓発本やビジネス書には、先人の知恵や経験、最先端の研究などが書かれているにもかかわらず、否定的に語られているのをよく耳にします。
これは本の選び方や読み方に問題があるケースが多いのです。
読書と言えば知識を得るためのもので、読むこと自体に意味があると考えられがちですが、そうではありません。ビジネス書や自己啓発本には、読んだだけで人生が変わるほどの力はありません。人生を変えるには、読んだ人が行動に移さなければならないのです。
当たり前のことを言っていると思われるかも知れませんが、行動に移すというのは案外難しいものです。行動に移して効果のある読書にするためには、読み方に工夫が必要です。
この記事では、効果の出る自己啓発本、ビジネス書の読み方ついて解説します。
読書が人生を変える力になるよう、お手伝いをさせてください。
自己啓発本やビジネス書の魔力
「知る」は魅惑的です。
「知る」には喜びがあります。知らなかったことを「知る」と、自分の世界が広がったような錯覚があります。知らない人に対する優越感が芽生え、立派な人間になったような気分になれます。
自己啓発本やビジネス書には明確な問題が出題されていて、その解決策が書いてあることが多い。それを読むと、問題がひとつ解決した気分になってしまう。解決策を知ったことで、賢くなった気がしてしまいます。
「知る」に魅了され、もう一冊、また一冊と読みたくなります。読書後の高揚感にハマってしまう様は、読書依存症と言ってもいい状態です。
読めば読むほど、偉くなれると信じている人もいるかもしれませんが、それは勘違いで本当に偉くなっているわけではありません。
読書の効果は一時的です。時間が経つと読書後の高揚感が薄れ、変わらない自分がいると気づきます。覚えてさえいれば、知識が役にたつこともあるのでしょうが、身についていない知識はあっという間に自分の中から抜けてしまいます。
そして、「読書なんて意味がない」と考えるようになってしまいます。
表紙や帯にでかでかと、「劇的に人生が変わる」、「今からでも遅くない」、「誰でもできる」、「これ一冊で」などと煽りが付いていることも多い。何冊も読み、効果が無かったと落胆した経験がある人からすれば、それらはもはや胡散臭いものとしか思えないことでしょう。
私自身、20代半ばから30代の初めまでの数年間、読書にのめり込んでいた時期がありました。小説が中心でしたが、ビジネス書や自己啓発本も多く読みました。ですが、自分が成長したという実感はありませんでした。
それどころか、どの本を読んだかすら、ほとんど記憶に残っていません。
読書の仕方が悪かったのだと気づいたのは、しばらく後です。
「小説を覚えていられない問題」も抱えていたのですが、その解決法を知ったことをきっかけに読書法や勉強法に興味を持ちました。
ビジネス書や自己啓発本から効果を得るためには、「知る」の魔力を振り払い、「行動のための読書」に変える必要があります。
自己啓発本やビジネス書は、「知る」ためのものではなく、「行動のためのきっかけを得る」ためのものだったと気づきました。
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説明のための準備~目的によって本を分類します
この記事では、本の読み方を説明しやすくするために、読書を2つのカテゴリーに分類します。
- 行動のための読書
- 芯を作るための読書
この2つの分類を理解することで、本の選び方と読み方が大きく変わります。
この記事では、「行動のための読書」について解説いたします。
ここで注意しておきたいのは、この分類は絶対的なものではないということです。
本の分類は、読む人の目的や状況によって変わります。この記事ではビジネス書はこっち、小説はこっちと振り分けるものの、実際にはジャンルで判断するのは適切ではありません。
ある人にとっては「行動のための読書」のために読まれる本が、別の人にとっては「芯を作るための読書」のための本になることもあるでしょう。同じ本でも、読む時期や目的によって、その役割が変わるのです。
多くの本は、読み方次第でどちらにも使えます。自分が「行動のための読書」をすると決めてその本を読むのか、あるいは「芯を作るための読書」だと思って読むのかが重要です。
したがって、これから説明する分類は、あくまで説明のための便宜的なものであり、一つの指針として捉えてください。
重要なのは、自分が何のためにその本を読むのか、どのような効果を期待しているかを明確にすることです。
行動のための読書とは~目の前の課題の解決のために読む
「行動のための読書」は、今現在の自分が悩んでいること、困っていることを解決するための読み方です。
目の前の問題を改善するために本を読み、読んだ後に行動することで効果を発揮します。逆に言うと、読むだけでは効果がないということです。
自己啓発本、ビジネス書、実用書、ハウツー本、入門書などがこの目的での読書にあてはまりやすいです。しかし、明確な問題の解決のために読むなら、小説やマンガだって「行動のための読書」になりえます。
「行動のための読書」から得られる効果の特徴は、次の通りです。
- 即効性がある
- 具体的である
- 直接的である
今現在、具体的に取り組んでいる問題に対しては高い効果が期待できますが、漠然とした問題については効果が薄いです。
「行動のための読書」とは、ゲーム用語でいう所のバフをかける行為、と考えて下さい。
バフとは、スキルやアイテムで一時的に攻撃力などの能力を上げて、キャラクターを強化することです。ドラクエでいえばバイキルトやスクルトです。
バフは単体では意味がありません。バフでは敵は倒せません。時間の経過でその効果は消えて、元の能力に戻ります。バフをかけたら、効果が消える前に戦わなくてはなりません。
となれば敵が見えている状況で使いますよね。どんな敵かを見定めて、有効なバフを使うはずです。そして、バフを使ったならすぐに攻撃に移るでしょう。
変な例えで申し訳ありません。言いたかったことは、適切な本を選び、それを読んだならすぐに行動に移さないと、効果が切れてしまうということです。
行動するために読む。行動しなければ効果はないという点を忘れないでください。
「行動のための読書」の本の選び方
「行動のための読書」をする際の本の選び方は、実際に行動に移せるかどうかという点が重要になります。行動するためのヒント、具体的な方法、やる気を得られるかどうかが選択基準になります。
ポイントは、次の3点です。
- 具体的で身近な悩みや目標に基づいて選ぶ
- 求める解決に近いものが書いてあるものを選ぶ
- 自分との親和性の高い著者の書いたものを選ぶ
具体的な問題について書かれている本を選ぶことは必須です。
すごく良いことが書いてあって、参考になりそうな本でも、今の自分に実行できない内容であれば意味がありません。いつか活かせる日が来ると思っていても、その日が来た時にその本の内容を覚えている可能性は低いです。
今すぐに実行に移せそうな内容かどうかを重視してください。
自分が求めている解決方法も想定しておいた方がいいです。
例えば、職場の嫌な上司との人間関係について悩んでいる場合、求める解決は人それぞれでしょう。
- いい関係を築きたい
- なるべく関わらないようにしたい
- いっそ転職したい
- 撃退してすっきりしたい
求めている解決によって選ぶ本は異なりますので、自分がどうしたいか、どうなりたいかを考えてから本を探したほうが効果がでやすいです。
自分との親和性が高いかどうかを確認するには、書店で手に取りながら探すのが手っ取り早く、確実性も高いと思います。目次を読み、自分の悩みについて書かれているかを確認してください。
そのうえで、『はじめに』を読んで、作者と気が合いそうかどうかを確認してください。作者の人間性は重要です。好感の持てる人、同じ悩みを持つ人、信じられそうな人である方が内容を実行しようという気になると思います。
『はじめに』を読むことは重要です。
読んでいて、うざいと感じてしまうと、内容を実行する気が失せます。
最初は具体的な方法が書かれた本がわかりやすいでしょう。ビジネス書や自己啓発本、ハウツー本といったジャンルの本は、悩みと回答、スタートとゴールが明確なため選びやすいです。
しかし、これらの本のタイトルには大げさなものが多いです。
この本を読めばすべて解決するかのような煽りが付いていたりもしますが、真に受けてはいけません。1冊の本にそこまでの力はありません。期待しすぎると読んでいる最中に落胆し、行動する意欲が減退するので注意してください。
ネットなら、Amazonで自分の悩みから連想するワードで検索をしてみてください。
人間関係で悩んでいるなら、「付き合い」「会話」「上司」「友達」「苦手」「嫌い」などでしょうか。いくつか組み合わせて、より自分の悩みに合致した単語を入力します。
購入前にはサンプルを読んだ方がいいです。最低限、目次だけは必ず確認してください。
慣れないうちは、文字が大きく、イラストが多いものを選ぶことをおすすめします。
いわゆる名著といわれるものは情報量が多く、内容も詳細で良いのですが、読みにくさはデメリットになります。必要なのは本質を知ることではなく、行動のためのヒントを得ることなので、さくさく読めて単純に理解できるという点が大きなメリットとなります。
慣れてくれば、文字の詰まった、海外の名著などを読むといいでしょう。
本質を知る必要はないと書きましたが、それは「行動のための読書」として読んだ場合の話です。本質から得られる気づきは、「芯を作るための読書」ともなりえますので、より大切な1冊になるかもしれません。
また、「行動するための読書」を続けていれば、精神論ばかりの本や、自分には直接関係のなさそうな本、小説やマンガからでも、行動に移せる点が見つけられるようになります。
読むだけで問題が解決できる本ではなく、問題解決のために行動するきっかけを得られる本だと割り切って下さい。
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「行動のための読書」の実践方法
最も重要なポイントは、なにかひとつは、絶対に行動に移すと決意して読むことです。
内容がいまいちだ、しっくりこない、もっといい方法があるかもしれない、と感じると、別の本を読みたくなります。しかし、それをしてしまうと、「知る」に魅了されて、「行動のための読書」という目的を見失いかねません。
とくに慣れないうちは、行動の内容より、読んで行動することを習慣化することが重要です。多少効果に疑問があっても、とりあえず行動に移しましょう。
心構えができた後は、実際どのように読んでいくかを説明します。
ここで紹介するのは私がやっているおすすめのやり方です。重要なのは行動に移すことなので、絶対こうしなければならないという方法ではありません。
結果的に行動に移せるなら、自己流でOKです。
バフの例えが伝わらなかった人のためにもうひとつ。(恥の上塗りにならなければ良いのですが……)
行動のための本との付き合い方は、サポートセンターに電話するイメージです。
例えば購入したソフトウェアの設定方法がわからなくてサポートセンターに電話するときは、次の感じになるかと思います。
- 問題点をある程度把握してから電話をかける。
- 聞いたことをメモに取る。
- 解決方法を知れたらすぐに実行する。
- 問題が解決したか確認する。
これを「行動するための読書」に置き換えます。1.は本の選び方にあたり、前段で解説していますので省略します。
気づいたことはすぐにメモを取る
読書中に気付いたこと、感じたことはすぐにメモに残します。メモを残さないとすぐに忘れてしまいます。
こんな方法があったのか、これは効果があるかも、問題の解決につながるかも、と思ったら、とりあえずメモに残すことが重要です。気づいたことはすぐにメモを取らないとすぐに忘れてしまいます。後回しにせず、可能な限りすばやくメモを残します。常にメモを取る準備をして読みましょう。
メモには、気になった内容、感じたこと、自分の現状、やろうと思った行動などを書いておくと振り返りやすいです。
例えば、「プラス思考になるために、充分な睡眠時間を取ろう。睡眠不足だとイライラする。確かに最近寝不足だ。早く寝たほうがいい。寝る前のスマホが悪いらしい」といった具合です。
自分が理解できれば何を書いてもいいのですが、単語だけだったりすると、あとで読んだときに何のことかわからなくなるので、なるべく詳しく書いてください。本に直接的に書かれていない気づきは特に重要ですので、必ずメモに残しましょう。
この段階では、実際にどんな行動に移すかまでは考えなくても構いません。最初のうちは無駄になるメモも多いかと思いますが、気にせずどんどん取りましょう。
やってみたらわかるのですが、びっくりするほどすぐに忘れてしまいます。あとで書こうとしても、大抵うまく行きません。
面倒くさがらず、すぐにメモを取る習慣を付けましょう。
メモから行動に移す内容を検討する
本を読み終わったら、メモを参考にして、具体的な行動に落とし込みましょう。
本を読み終わった時に多くのメモが残っていたのなら、最初にメモの内容をノートの見開き1ページに書き出すことをおすすめします。書き出すことで、全体像が把握しやすくなりますし、行動後の、効果の確認にも役立ちます。
メモの数が少ない場合は、そのメモについて書かれている部分を読み返し、行動に移せる内容を絞り出す感じになるかと思います。そうなってしまう本は、あまり良い本ではなかったのかもしれません。
でも、なにかひとつは実行してください。
まとめの際は、解決したい悩みのジャンルごとにまとめると見やすいですし、あとから追記もしやすくなります。多くのメモを取れたジャンルが、あなたの感じている問題の要点だと考えていいと思います。
例えば、体調不良についての悩みを抱えて、健康法について書かれた本を読んだとします。
その本の中では、睡眠不足、運動不足、栄養不足、ストレスなどに章分けされて解説されていたとします。
睡眠とストレスに関してのメモが多く、運動や栄養に関するメモが少なかったとすれば、あなたの問題意識や取り組みへの意欲は、睡眠とストレスに関するものだと考えてもいいでしょう。まずは得意な事、興味のあることから手を付けましょう。苦手な事、興味のないことは後回しでかまいません。
全部やろう、完璧にやろうと考えるのは挫折のもとです。
試してみたいと思える内容があったなら、まずはそれを選ぶのが一番だと思います。特になければ、本に実行方法や、実行した場合の効果などが明記されていればわかり易いので、最初はそういうところから始めればいいと思います。
苦手なことに取り組むのは敷居が高く、尻込みしているうちに、やらずに終わる結果になりやすいです。
とにかく、行動することが重要です。
行動をできる限り具体化する
行動する内容が決まれば、行動内容を具体的にします。行動はなるべく細かく決める方がいいです。厳しくする必要はありません。曖昧な状態では、実行しても長続きしません。
本を読んで、自分を変えるヒントを見つけて、それを実行しようと考えるところまではあっても、実際に行動に移して、さらにそれが長く続くことはほとんどないはずです。自己啓発本やビジネス書で効果が出ないのはここが最大の課題です。
行動に移せないのは、アイデアを具体的な行動に落とし込めていないからです。
例えば、健康法について書かれた本を読んで、「よし、書いてあったこと気にして生活すれば健康になれるな」と考えるかもしれませんが、それは現実的ではありません。
「知る」の魔力に汚染されている状況です。読み終わった直後はできる気分になっていますが、気のせいです。これを繰り返すと、「本なんて読んでも意味がない」に変化していきます。
もう少し踏み込んで、行動に移そうとしたとします。
健康法の本には、健康を害する要因や、健康になるために注意する点が書かれているはずです。その中で睡眠不足の解消に着目し、寝る前にスマートフォンを触るのをやめようと考えたとします。
- 寝る前にスマートフォンを触らない
という決まりを作るだけでは不十分でしょう。
決まりが曖昧だと、甘えが出てしまいます。甘えは徐々に酷くなり、長続きしない原因になりかねません。
可能な限り具体的なルールにしたほうが続けやすいです。
- 原則、23時以降はスマートフォンを触らない。
- 寝るときはリビングで充電しておく。
- メールのチェックは23時までに済ましておく。
- 23時以降に来たメールは内容だけ確認し、緊急性がないものに関しては翌朝返信する。
- 電話は出てもよい。
- 通知には反応しない。
- 帰りが23時を過ぎた際は、帰宅の10分後をリミットとする。
原則を守れなくなる場面を想定しておき、例外ルールを決めておけば、ルールが破綻しにくくなります。仕方がない事情があったとしても、ルールを破ることが常態化してしまうと、そのルールは破綻し、忘れ去られます。
自分の状況に合わせて内容をカスタマイズし、継続的に実践できるルールを作りましょう。
自分で決めたルールを守るというのは、なかなか難しいものです。
ルールを家族や友達に宣言するというのも良い方法でしょう。
行動は少しでも早く始める
鉄は熱いうちに打てと言いますが、この場合はまさにそれが当てはまります。読み終わった瞬間が最も熱く、行動するためのモチベーションが高い状態でしょう。それを逃すと、行動することが億劫になります。
前段で、最後まで読んでメモをまとめると書きましたが、すぐにでも行動したい内容に出会ったなら、読書やまとめを中断して、行動に移してもいいでしょう。行動しながら、読書を進めたりまとめを行えばいいだけのことです。
その場合、行動後と比較するため、行動前の自分の状態や、行動前に思っていたことの記録だけはしておいた方がいいです。
本はまた読めばいいだけのことですが、モチベーションを取り戻すのは簡単ではありません。
行動のあとはレビューを行う
行動後は効果を確認します。行動前の記録と比較して、自分にどのような変化があったかを確認しましょう。
行動前のメモやまとめを読み返し、行動後の状態と比較します。
どのぐらい期間をおいて確認するかは行動内容にもよるのですが、1週間、2週間、1か月、半年といった具合に、何度も確認したほうがいいでしょう。時間のかかる緩やかな変化には気づきづらいので、行動前の記録は重要になります。
行動に移した後は、時間を置いて再度その本を読みましょう。ときどき、行動の意図確認しておいた方がモチベーションが保ちやすいです。
行動の間違いに気づくこともありますので、その際は修正します。別のやり方を思いついたり、追加したほうがいい内容に気付くこともあるでしょう。
長く続ければ何らかの効果は出てくると思うのですが、自分の望む効果かどうかが重要です。理想とする解決方法に近づけていないと感じたなら、中止しても良いです。
望んでいた効果が出ない場合は、次の本に行きましょう。
オーディオブックを利用する方法
忙しくて読書する時間が取れない人には、オーディオブックを利用することをおすすめします。
オーディオブックとは、スマホなどで利用することができる、耳で聴く読書サービスです。
仕事、家事、育児などが忙しく、読書する時間が取れない方は多いかと思います。特に私のやり方ではまとめに時間がかかってしまいますので、負担に感じる方も多いかと思います。
忙しい方には、通勤時間などのすきま時間を利用できるオーディオブックが役に立ちます。通勤時や昼休みなど、外出先で聴いて、家に帰ってまとめると言った使い方が出来ます。
オーディオブックサービスは、Amazonが提供している、Audible(オーディブル)をお勧めしています。
月額1,500円で12万冊以上の作品が聴き放題となりますので、あなたの悩みに適した本も見つかるでしょう。30日間の無料体験もありますので、興味を持たれた方は一度試してみてください。
まとめ
自己啓発本やビジネス書は、読んだだけで人生が変わるものではなく、行動のきっかけを得るためのものです。この記事では、行動に移せるようになる読書法「行動のための読書」について解説しました。
行動のための読書とは?
- 今抱えている問題を解決するために本を読み、読んだ後に行動に移す読書法
- 自己啓発本、ビジネス書、実用書、ハウツー本などが当てはまりやすい
- 即効性があり、具体的で直接的な効果が期待できる
行動のための読書の本の選び方
- 具体的で身近な悩みや目標に基づいて選ぶ
- 求める解決に近いものが書いてあるものを選ぶ
- 自分との親和性の高い著者の書いたものを選ぶ
行動のための読書の実践方法
- 必ず何か一つは行動に移すと決めて読む
- 気づいたことはすぐにメモを取る
- メモから行動に移す内容を検討する
- 行動をできる限り具体化する
- 行動は少しでも早く始める
- 行動のあとはレビューを行う
オーディオブックの活用
- 忙しくて読書時間がない場合は、オーディオブックの活用がおすすめ
- Audible(オーディブル)などのサービスを利用すると、隙間時間を有効活用できる
人生を変えるのは、行動からです。この記事で紹介した読書法が、なにかを変えるきっかけになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
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